アニメ会社放火 事件数日前に京都に 周到に準備か 容疑者の男

アニメ会社放火 事件数日前に京都に 周到に準備か 容疑者の男
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京都市の「京都アニメーション」のスタジオが放火され、34人が死亡した事件で、放火や殺人などの疑いで逮捕状が出ている男が事件の数日前に京都に入り、その後、ガソリンを入れるための携行缶を購入していた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。警察は、周到に犯行の機会をうかがっていたとみて、詳しい状況を調べています。
今月18日、京都市伏見区にある「京都アニメーション」のスタジオが放火され、34人が死亡34人が重軽傷を負った事件で、警察は20日夜、大阪の病院に入院している青葉真司容疑者(41)について放火や殺人などの疑いで逮捕状を取り、容体の回復を待って逮捕する方針です。

警察のこれまでの調べで、青葉容疑者が、事件の数日前には京都に入り、その後、現場近くの店に立ち寄っていた疑いがあることが捜査関係者への取材でわかりました。

店では、ガソリンを入れるための携行缶を購入したとみられています。

また現場近くに住む女性は、事件の2、3日前、青葉容疑者に特徴がよく似た男が、現場から200メートルほど離れたコンビニエンスストアの外で、携行缶の箱2つを足元に置いているのを目撃したということです。

警察は青葉容疑者が周到に「京都アニメーション」を放火する機会をうかがっていたとみて詳しい状況を調べています。

現場で祈りや献花続く

事件から3日がたった21日も、現場には多くの人が訪れ、建物の前で手を合わせたり、献花台に花を供えたりして祈りをささげていました。

現場の規制線は、20日夕方に解除され、建物の前まで近づけるようになりました。

21日も、朝から社員の知人やアニメファンなど多くの人が訪れていて、黒く焼けた建物に向かって、手を合わせ祈りをささげていました。

また、現場から100メートルほど離れた場所に設けられている献花台にも、花や飲み物を供える人たちで列ができていました。

アニメ関係の仕事をしているという東京から来た20代男性は「京都アニメーションが制作した作品が自分がアニメの仕事に就くきっかけになりました。同じ仕事をする仲間の命が失われたことは本当に悔しいです。京都アニメーションの復興を願っています」と話していました。