国連事務総長 地球温暖化対策強化求める書簡を加盟国に送る

国連事務総長 地球温暖化対策強化求める書簡を加盟国に送る
国連のグテーレス事務総長は地球の温暖化は予想より速く進んでいるとして、対策の強化を求める書簡をすべての国連加盟国に送り、国際社会の結束を呼びかけることにしています。
これは、9月の国連総会で事務総長が主催する温暖化サミットの準備を統括するデ・アルバ特別代表が19日NHKのインタビューに明らかにしました。

デ・アルバ氏は18日、事務総長名で193のすべての国連加盟国に書簡を送ったとしたうえで、「事務総長は、パリ協定で定められた各国の行動計画を上回る対策をとる意志を示すとともにさらに中長期的な計画も提示するよう求めている」と述べ、すべての国に対し温暖化対策の強化を求めていることを明らかにしました。

その理由についてデ・アルバ氏は「最近のすべての報告書は温暖化が予想より速く進んでいることを示している。氷河の後退や海面の上昇、自然災害がより甚大になりより頻発していることは明白で緊急事態になっている」と述べ、各国がパリ協定に基づいて策定した計画を実行するだけでは温暖化をとめることはできないと強調しました。

そのうえで、デ・アルバ氏は9月のサミットまでに革新的で実現可能なアイデアを結集したいとして各国の政府だけでなく、地方自治体や民間企業に対しても意見を求め温暖化対策のために国際社会が結束するよう呼びかけることにしています。