アニメ会社放火 確保の男 ゲームのような音楽で騒音トラブル

アニメ会社放火 確保の男 ゲームのような音楽で騒音トラブル
18日、京都市の「京都アニメーション」のスタジオが放火され33人が死亡した事件で、現場で確保された青葉真司容疑者(41)はさいたま市のアパートに住んでいました。
青葉容疑者の隣の部屋に住む40代の男性は「男は2~3年前に引っ越してきたと思う。去年の夏、明け方に男の部屋からゲームかアニメのような音楽が大きな音で繰り返し流れる騒音トラブルがあったが、駆けつけた警察官が窓をたたいて呼んでも、部屋から出てくる様子はなかった。それ以降は大きなトラブルはなかったが、近所づきあいはなくどういう人物なのかよくわからない」と話していました。

反対側の隣の部屋に住む20代の男性は「数日前、ドアや部屋の壁をたたかれたので注意しに行くと、胸倉をつかまれて『お前には関係ない。こっちは余裕がないんだよ』と言われた。話をしたのはその日が初めてだったが、以前から日常的にゲームの音楽がうるさかったので、警察に何度か通報したことがある」と話していました。

「お前殺すぞ」「うるせーよ」

青葉容疑者の隣の部屋に住む27歳の男性によりますと、青葉容疑者が2~3か月に1度、ロードバイクで出かける姿を目撃する程度で、つきあいはなかったということです。

しかし今月14日の昼ごろ、別の部屋の物音を自分の部屋の物音と勘違いされて青葉容疑者にドアなどをたたかれ、「あー」という叫び声が聞こえてきたということです。

このため、自分ではないことを伝えようと隣の部屋をノックしたところ、出てきて、いきなり胸倉をつかまれ、「お前殺すぞ」「うるせーよ」「黙れ」「こっちは余裕ないから」「失うものはないから」ということばだけを繰り返し、10分間ほど言われ続け、会話にならなかったということです。

隣に住む男性は「平日の夜12時以降、スピーカーの振動音がおよそ1時間聞こえ、土日の昼ごろはゲームのようなサウンドがずっと繰り返されていた。これまでも警察を呼んで注意してもらっていたが、恐怖を感じて、ちょうど引っ越しを考えていた」と話していました。

過去にコンビニ強盗で実刑判決

関係者によりますと、青葉容疑者は以前茨城県内に住んでいて、7年前の2012年には茨城県坂東市でコンビニエンスストアに押し入り現金を奪ったとして強盗などの疑いで逮捕・起訴され、懲役3年6か月の実刑判決を受けていました。

刑務所を出所したあと、一時的に出所者を受け入れる施設で生活し、その後、現在のアパートに引っ越したとみられています。

関係者によりますと、青葉容疑者は生活保護を受けていて、精神的な疾患があるため訪問看護を受けることもあったということです。

また、去年とことし、近所の人との騒音トラブルで警察官が現場に出動していたということです。

警察は青葉容疑者が回復ししだい、放火などの疑いで事情を聴くことにしています。