ジャニーズ事務所を注意 元SMAP3人出演に圧力疑い 公取委

ジャニーズ事務所を注意 元SMAP3人出演に圧力疑い 公取委
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「SMAP」の元メンバー、稲垣吾郎さん、草※なぎ剛さん、香取慎吾さんの3人を出演させないよう、民放テレビ局などに対し圧力をかけていた疑いがあるとして、公正取引委員会はジャニーズ事務所を注意しました。公正取引委員会は、民放テレビ局などに対し独立した3人を出演させれば、所属タレントの出演が難しくなるなどと感じさせる言動があり、独占禁止法違反につながるおそれがあると判断したとみられます。
関係者によりますと、ジャニーズ事務所は3年前に解散した「SMAP」の元メンバー、稲垣吾郎さん、草なぎ剛さん、香取慎吾さんの3人を出演させないよう、民放テレビ局などに対し圧力をかけていた疑いがあるということです。

公正取引委員会は、ことしに入ってジャニーズ事務所の幹部やテレビ局の関係者などから事情を聴くなどして調査を進めていたということで、公正取引委員会は独占禁止法違反につながるおそれがあるとして、17日までにジャニーズ事務所を注意しました。

稲垣さん、草なぎさん、香取さんの3人は、テレビのドラマやバラエティー番組に数多く出演し、国民的な人気を集めていましたが、ジャニーズ事務所から独立後、民放テレビ局のレギュラー番組が次々に打ち切りとなり、現在、民放の番組への出演はなくなっていました。

公正取引委員会は民放テレビ局などに対し、独立した3人を出演させれば、ジャニーズ事務所の所属タレントの出演が難しくなるなどと感じさせる言動があり、こうした行為が3人が新たに所属する事務所の活動を不当に妨害する「取引妨害」などにつながるおそれがあると判断したとみられます。

芸能人と所属事務所の関係をめぐっては、独立や移籍をめぐってトラブルになるケースが相次いでいて、公正取引委員会は引き続き、芸能人のトラブルなどの実態把握を進めるものとみられます。

※「なぎ」は「弓へん」に「剪」

ジャニーズ事務所「圧力などかけた事実はない」

ジャニーズ事務所は「テレビ局に圧力などをかけた事実はなく、公正取引委員会からも独占禁止法違反行為があったとして、行政処分や警告を受けたものでもありません。とはいえ、このような当局からの調査を受けたことは重く受け止め、今後は誤解を受けないように留意したいと思います」とするコメントをウェブサイトに掲載しました。