EU サンリオに7億円余の制裁金 「競争法」違反で

EU サンリオに7億円余の制裁金 「競争法」違反で
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EU=ヨーロッパ連合は、日本のサンリオが「ハローキティ」などのキャラクター商品の販売を巡って、日本の独占禁止法にあたるEUの法律に違反したとして、日本円で7億円余りの制裁金を支払うよう命じました。
これはEUの執行機関にあたるヨーロッパ委員会が9日、発表したものです。

それによりますとサンリオは、EU域内の業者とバッグや文具、おもちゃなどのキャラクターグッズの販売を認めるライセンス契約を結んでいましたが、その業者がEUの別の国で販売することを制限していたということです。

この制限は2008年から去年までのおよそ11年間、行われていたということです。

ヨーロッパ委員会はこの行為がEUの単一市場での公正な競争を妨げ、日本の独占禁止法にあたるEU競争法に違反したとして、サンリオに対し622万ユーロ余り(およそ7億6000万円)の制裁金を支払うよう命じました。

EUで競争政策を担当するベステアー委員は声明の中で「ハローキティを求める消費者が『ヨーロッパならどこでも買える』という単一市場の恩恵を受けられるようになる」として、意義を強調しました。

サンリオ「決定を真摯に受け止める」

ヨーロッパ委員会から制裁金を支払うよう命じられたことについてサンリオは、「今回の決定を真摯(しんし)に受け止め、コンプライアンスを充実させて信頼回復に努めていきたい」とコメントしています。