将棋 渡辺二冠が「棋聖」獲得 三冠に復帰

将棋 渡辺二冠が「棋聖」獲得 三冠に復帰
将棋の八大タイトルの1つ「棋聖戦」で、挑戦者の渡辺明二冠がタイトルを持つ豊島将之三冠を破って、初めて「棋聖」のタイトルを獲得しました。渡辺さんは三冠に復帰し、二冠となった豊島さんを上回って現在のタイトルの最多保持者となりました。
第90期棋聖戦の五番勝負は、タイトルを持つ豊島将之三冠(29)に渡辺明二冠(35)が挑戦し、ここまで2勝1敗で渡辺二冠がリードしてタイトル獲得まであと1勝に迫っていました。

9日、新潟市で第4局が行われ、的確な差し手を見せた渡辺二冠が、午後7時半ごろ豊島三冠を投了に追い込んで勝利し、自身初となる「棋聖」のタイトルを獲得しました。

渡辺さんはこれで、現在持っている「棋王」と「王将」のタイトルと合わせて6年ぶりの三冠に復帰し、二冠となった豊島さんを上回って現在のタイトルの最多保持者となりました。

対局のあと渡辺さんは「過去、棋聖戦では結果が出せていなかったので、結果を出すことができて大変うれしく思います。まだ三冠の実感はあまりないですけど、長くいい状態が続いているので、こういう結果に結び付けることができてよかったです」と話しました。

また、敗れた豊島さんは「最終局まで指せるようにしたかったのですが、1勝3敗で終わり、力不足だったと思います」と話していました。