福島第一原発3号機 使用済み燃料プールからの取り出し再開

福島第一原発3号機 使用済み燃料プールからの取り出し再開
およそ2か月間中断していた、福島第一原子力発電所3号機の使用済み燃料プールから核燃料を取り出す作業が4日、再開されました。東京電力は来年度中に取り出しを終えたいとしています。
メルトダウンを起こした福島第一原発3号機では、事故で溶け落ちた核燃料とは別に、使用済み燃料プールに残されている核燃料の取り出しを、ことし4月に開始しました。

そして、燃料7体をおよそ100m離れた共用プールに移動させたあと、作業を一時中断して手順の検証や共用プールの点検を行っていました。

東京電力は、これらの検証や点検に問題はなく、安全に燃料を移動させられることを確認できたとして、4日午前、およそ2か月ぶりに使用済み燃料プールからの取り出し作業を再開しました。

プールの周辺は放射線量が高いことから、遠隔操作で燃料をつり上げるなどの作業が行われています。

メルトダウンを起こした3つの原子炉のうち、使用済み燃料プールから燃料を取り出す作業は3号機が初めてで、当初の計画より4年4か月遅れて始まっていました。

東京電力は、来年度中にすべての核燃料の取り出しを終えたいとし、安全を徹底して作業を進めたいとしています。