りんごの苗木 不正流出か 中国のネット通販サイトで販売

りんごの苗木 不正流出か 中国のネット通販サイトで販売
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日本の農産物の品種が海外に流出するケースが相次ぐなか、青森県で開発されたりんごの品種「千雪」の苗木とみられる商品が許可なく中国のネット通販サイトで販売されていたことが分かりました。青森県産業技術センターは苗木が不正に流出した可能性があるとみて、確認を進めることにしています。
青森県で開発されたりんごの品種「千雪」は、青森県産業技術センターが平成27年に中国での品種登録の手続きを済ませていて、センターの許可なく中国国内で販売したり栽培したりすることが禁じられています。

しかし、中国のネット通販大手のサイトで、複数の現地の業者が「千雪」の苗木とみられる商品を出品しているのが確認され、県産業技術センターは、苗木が不正に流出した可能性があるとみて、国の協力を得て事実関係の確認を進めるための手続きをとりました。

本物だと確認されれば、販売を差し止める対応を求めていくことになります。
千雪は、切り分けたあと時間がたっても変色しにくく、甘みが強いのが特徴で、近年、台湾や東南アジアなどで人気が高まっているということです。

青森県産業技術センターは「知的財産や農家の収益を守るために、必要な措置をとっていきたい」と話しています。

海外でも人気が高い日本の果物は好調な輸出が続く一方、いちごやぶどうなどの品種が海外に流出し無断で栽培されるケースが相次いで明らかになっています。