医学部入試 7つの大学で女子合格率が男子を上回る

医学部入試 7つの大学で女子合格率が男子を上回る
過去の医学部入試で国から不適切な対応が指摘された10の大学のうち、東京医科大学や順天堂大学など7つの大学が、ことしの入試で女子の合格率が男子を上回ったことがわかりました。
東京医科大学や順天堂大学など10の大学は、過去の入試で女子や浪人生が不利となる得点操作をするなどの不適切な対応をしたことを国から指摘されました。

このうち、聖マリアンナ医科大学だけがこうした指摘を否定しています。

文部科学省が25日に公表した、ことしの入試結果によりますと、10の大学のうち7つの大学で、女子の合格率が男子を上回りました。

去年、女子の合格率が上回っていたのは2つの大学だけでした。

また、浪人生など22歳以上の合格者の数は、10の大学のうち9つの大学で去年より増えました。

ことしの結果は、各大学が、男子や現役生への優遇をやめたり女性が面接官を務めたりするなどこれまでの差別的な対応を改めたためとみられます。

この問題をめぐっては、聖マリアンナ医科大学と福岡大学を除く8つの大学がおよそ200人を追加合格としたほか、過去に不合格にされた元受験生の女性らが東京医科大学と順天堂大学、そして昭和大学に対し、賠償を求める訴えを相次いで起こしています。