実刑確定の男が逃走 刃物持ち東名高速を西へ 行方確認できず

実刑確定の男が逃走 刃物持ち東名高速を西へ 行方確認できず
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19日、神奈川県で、傷害などの罪で実刑が確定した男の身柄を検察庁の職員が収容しようとしたところ、刃物を持って抵抗し、車で逃走しました。捜査関係者によりますと、当初、東名高速道路を西に向かいましたが、その後、車の位置は確認できていないということで、警察などが行方を捜査しています。
19日午後1時半ごろ、神奈川県愛川町田代の、実刑判決が確定した小林誠受刑者(43)の自宅を検察庁の職員4人と警察官2人が訪れ、収容しようとしたところ、突然、刃物を持ち出して抵抗し、車で逃走しました。
横浜地方検察庁によりますと、小林受刑者は傷害や窃盗、覚醒剤取締法違反などの罪でことし2月に東京高等裁判所で懲役3年8か月の有罪判決が確定しましたが、その前に保釈されていたということです。

確定後、数回にわたって検察庁の職員が収容に向かいましたが、接触できていなかったということです。

小林受刑者は包丁のような刃物を持ったまま黒のホンダのフィットに乗って逃げ、捜査関係者によりますと、当初、東名高速道路の大和トンネル付近を西に向かっていましたが、その後、車の位置は確認できていないということです。

警察などが引き続き行方を捜査しています。

横浜地検の竹内寛志次席検事は「このような事態を発生させたことに加え、公表が発生から3時間ほどたったことについて申し訳なく思っています」と話しています。

同じアパートの男性は…

小林受刑者と同じアパートに住む男性は「髪が短い男性で、会ったときはあいさつをする関係です。家族で住んでいるようでにぎやかな声が聞こえ、楽しそうだなと思っていました。朝は、たまに中型の犬を連れて散歩しているのを見かけました」と話していました。

近所の男性「もっと早めに伝えてほしかった」

近所に住む77歳の男性は「ここは平和なところで、安全と思って住んでいるので、びっくりしました。刃物を持っていると聞き、抵抗できないので、思わず家の鍵を閉めました」と話していました。

68歳の男性は「ここは小学校も近くにあるので心配でした。夕方ごろにテレビで逃走を知ったが、もっと早めに町民にこういう問題が起きたことを伝えてほしかった。連絡が遅いのはとても不安なので、今後の参考にしていただきたい」と話しました。

70代の男性は「大阪で警察官が刃物で刺された事件があったばかりなので、同じようなことが起き、びっくりしました」と話しました。

登校時 児童生徒の安全に十分配慮を

神奈川県教育委員会は、公立の小中学校を管轄する県内すべての市町村の教育委員会と、すべての県立高校や特別支援学校などに対し、20日の登校の際、児童・生徒の安全に十分配慮した対応を取るよう、電話やメールで指示したということです。

防災無線で注意呼びかけ

愛川町役場によりますと、警察からの情報を受け、午後6時前に防災行政無線で実刑が確定した男が刃物を持って車で逃走していると注意を呼びかけたということです。

メール配信を登録している人にも同じ内容を配信したということです。