大阪 拳銃強奪事件 33歳の男を逮捕 拳銃所持も銃弾1発不明

大阪 拳銃強奪事件 33歳の男を逮捕 拳銃所持も銃弾1発不明
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16日、大阪 吹田市の交番の前で男性巡査が刃物で刺されて拳銃が奪われた事件で、警察は以前、現場近くに住んでいた33歳の男を強盗殺人未遂の疑いで逮捕しました。警察によりますと調べに対し、男は「私のやったことではありません」などと供述し、容疑を否認しているということです。
16日の早朝、大阪 吹田市の千里山交番に勤務する古瀬鈴之佑巡査(26)が交番前の路上で男に胸などを包丁で刺されて5発の弾が入った拳銃を奪われました。
古瀬巡査は意識不明の重体になっています。

警察は交番の防犯カメラの映像を公開するなどして捜査を進めていましたが、東京 品川区の飯森裕次郎容疑者(33)の犯行と判断し、強盗殺人未遂の疑いで逮捕状を取って行方を捜していました。

そして吹田市の北に隣接する箕面市内の複数の防犯カメラに、16日の昼前から午後8時すぎにかけて、飯森容疑者に似た人物が住宅街と山との間を行き来する様子が写っていたことから、警察は山中に潜伏している可能性もあるとみて捜索していました。

その結果、午前6時半すぎに飯森容疑者を山の中で見つけ、逮捕したということです。

警察によりますと、飯森容疑者は調べに対して「私のやったことではありません」などと供述し、容疑を否認しているということです。

飯森容疑者は身柄を確保された際、ベンチにリュックを枕にして横たわり、目を開けていたということです。

逃走中に購入したとみられるえんじ色のジャンパーや紺色の靴を身につけ、水色の帽子を持っていて、捜査員の問いかけに対して、名前以外は何も話さなかったということです。

奪われたとみられる拳銃は袋に入った状態で、ベンチの下に置いてあるのが見つかりましたが、1発発射した痕跡があるということです。

警察によりますと、16日事件が発生したおよそ20分後に、現場近くの吹田市千里山西の住宅街で破裂音がしたという情報が寄せられていて、警察はこの付近で拳銃が発砲された可能性もあるとみて調べています。

警察は今後、犯行の動機や経緯を詳しく調べることにしています。

「警察官の早い回復を」

事件現場の近くに住み、千里山交番の周囲を散歩するのが日課だという80代の男性は「容疑者が拳銃を持っていて、どこにいるか分からないというのが怖かった。娘からメールを受けて、容疑者の確保を知りました。警察官が早く回復してほしいです」と話していました。

府警本部長「協力に感謝」

容疑者が逮捕されたことを受けて大阪府警察本部の石田高久本部長は「府民の皆様には大変不安を与え、申し訳ありませんでした。また、これまで情報提供をいただくなど、さまざまな形で捜査にご協力いただきましたことにつき、感謝申し上げます。今後は、事件の全容解明を図り、安全安心のための警察活動を一層推進してまいります」というコメントを出しました。