交番襲撃 17日朝までに未解決なら小中高校や大学 休校も

交番襲撃 17日朝までに未解決なら小中高校や大学 休校も
大阪 吹田市の交番で男性巡査が男に包丁で胸を刺され、男が巡査の拳銃を奪って逃走した事件を受けて、吹田市や周辺の市、それに大阪府は17日朝に犯人が逮捕されていない場合は小中学校や高校を休校とすることを決めました。

吹田市 あす朝 未解決なら小中学校を休校に

吹田市では16日は図書館や公民館などの公共施設を臨時閉館とし、学校のクラブ活動も中止としたうえで、公式のホームページやツイッターで、市民に外出を控えるよう呼びかけていました。

さらに17日以降の対応について16日夕方、緊急の対策会議を開いた結果、17日朝9時の段階で犯人が逮捕されていない場合、市立の小学校36校、中学校18校のあわせて54校をすべて休校とするほか、幼稚園も休みとして、鍵をかけて人が立ち入れなくすることを決めました。

一方、保育園については働きに出なければならない親のために休園にはしないものの、できるかぎり自宅で保育してほしいとして、できれば親を休ませるよう企業などへの協力も呼びかけています。

後藤圭二市長は「非常にまれで凶悪な事件だと受け取っている。企業には、非常事態と捉え特別な対応をとってほしい。市民の皆さんには、犯人の逃走状況がわからないので不要不急の外出は控え、施錠を徹底してほしい」と訴えています。

周辺の市も同様の対応

吹田市周辺の茨木市や箕面市、豊中市などの北摂地域の自治体でも、公立の小中学校や幼稚園について17日午前7時の時点で犯人の身柄が確保されていなければ、登校や登園を見合わせるよう求めています。

そして午前9時や午前10時になっても状況に変わりがなければ休校や休園にする方針です。

また保育園については、茨木市などが対応を検討中としているほか、箕面市は現時点では通常どおりの対応にしたいとしています。

それぞれの自治体はホームページなどで情報を確認するよう呼びかけています。

大阪府 北摂の府立高校など 休校も

大阪府の吉村知事は、警察官が襲撃された事件を受けて住民に注意を呼びかけたうえで、17日朝までに事件が解決しない場合は北摂エリアの府立高校などを休校とする考えを示しました。

吉村知事は午後1時前、大阪府庁で取材に応じ、「犯人は拳銃を持っているので、特に北摂エリアでは不要不急の外出を控え、安全第一の行動をとり、戸締まりをしっかりしてもらいたい。不審者を見つけたらすぐに110番してほしい」と呼びかけました。

そのうえで「犯人があす午前6時の段階で逮捕されていなければ、北摂エリアの府立高校と支援学校を休校にすることを決めた」と述べ、安全確保に努める考えを示しました。

休校となる可能性があるのは51校に上るということです。

周辺の大学も授業取りやめなど

関西大学は事件現場からおよそ500メートルの距離にある千里山キャンパスについて、17日午前6時の時点で犯人の身柄が確保されていなければ午前中の授業を取りやめるなどとしていて、午後1時までに確保されなければ終日休校とする予定です。

現場から4キロの距離にキャンパスがある大阪学院大学も、17日午前6時の時点で犯人の身柄が確保されていなければ午前中の授業を取りやめ、午前10時までに確保されなければ終日休校とする予定です。

現場から5キロの距離にキャンパスがある大阪大学は休校とはせず、警備態勢を強化して対応する方針です。