中国で「千と千尋の神隠し」初上映 背景に上映許可の緩和も

中国で「千と千尋の神隠し」初上映 背景に上映許可の緩和も
日中関係の改善などを背景に日本映画の上映が増えている中国で、2000年代に日本で大ヒットした宮崎駿監督のアニメ映画「千と千尋の神隠し」が初めて上映され、各地の映画館に早速大勢の観客が詰めかけています。
宮崎駿監督の作品は中国でも人気が高く、去年は「となりのトトロ」が日本で公開されてから30年となる節目の年に合わせて初めて上映され、大ヒットしました。

「千と千尋の神隠し」も、中国全土のおよそ9000の映画館で初めて上映される予定で、15日から一部の映画館で先行上映が始まり、早速親子連れやカップルが詰めかけ、スクリーンに見入っていました。

映画を見終わった観客は「映像が本当にきれいな上に、人生哲学の要素も込められていて、とても感動した」とか「もっと日本の映画を上映してほしい」などと話していました。

中国ではここ数年、多くの日本映画が上映されるようになり、これまでも「ドラえもん」や「君の名は。」、「万引き家族」などが高い興行成績をあげています。

中国で日本映画の上映が増えている背景には、日本の文化への関心が一層高まっていることに加え、最近の日中関係の改善に伴って中国政府からの上映許可が下りやすくなっていることがあるとみられます。