サッカー日本代表 18歳 久保建英 レアルマドリードに移籍へ

サッカー日本代表 18歳 久保建英 レアルマドリードに移籍へ
今月、史上2番目の若さでサッカー日本代表として初出場を果たした18歳、久保建英選手がJ1のFC東京からスペイン1部リーグの強豪、レアルマドリードへの移籍で合意したことが関係者への取材で分かりました。
久保選手は同じスペイン1部リーグの強豪、バルセロナの下部組織で13歳まで育ち、おととし11月、J1のFC東京とプロ契約を結びました。

プロ契約を結ぶ前からJ3の試合でJリーグ史上最年少出場を果たすなど実績を積み、今シーズンは開幕からレギュラーで出場、ドリブルとパスで卓越した技術を発揮して首位を走るチームをけん引しています。

日本代表にも今月の強化試合で初選出され、9日のエルサルバドル戦では史上2番目の若さとなる18歳と5日で出場を果たしました。

現在は日本が招待を受けて出場する南米王者を決める大会「コパアメリカ」の代表としてブラジルに遠征しています。

関係者によりますと、久保選手はすでにFC東京との契約が切れていて、新たにスペイン1部リーグの強豪、レアルマドリードと5年契約を結ぶことで合意したということです。

久保建英選手とは

久保建英選手は18歳。たぐいまれな技術の高さに視野の広さを持ち合わせ、ドリブルやパスでチャンスを作り出すだけでなく、みずからゴールも奪う攻撃的な選手です。

スペイン1部リーグの強豪、バルセロナの下部組織で育ち将来の日本サッカーを背負う逸材として注目を集めるなかおととし11月、J1のFC東京とプロ契約を結びました。

プロ契約を結ぶ前の2016年11月、15歳のときにJ3の試合でJリーグ最年少出場を果たし、去年3月、国内3大タイトルの1つJリーグカップで大会最年少ゴールを決めるなど実績を積んできました。

昨シーズンは、安定した出場機会を得られず、横浜F・マリノスへの期限付き移籍も経験しましたが、FC東京に復帰した今シーズンは、激しい競り合いでも当たり負けしないたくましい体つきになり、課題だった守備でも、粘り強さを発揮するようになりました。

長谷川健太監督の信頼を得て開幕からレギュラーに定着し、13試合で4得点をあげる活躍をみせて首位を走るチームをけん引する中心選手に成長しました。

また、今月の強化試合では日本代表に初選出され、9日に行われたエルサルバドル戦では、史上2番目に若い18歳と5日で日本代表での試合出場を果たし、来年の東京オリンピックや3年後のワールドカップでの活躍が期待されています。

久保18歳で年齢制限なくなり争奪戦

久保選手は早くからその才能が注目され、小学4年生だった10歳から、世界有数の強豪クラブ、スペイン1部リーグのバルセロナの下部組織でプレーしてきました。

しかし、2014年にFIFA=国際サッカー連盟から原則禁止とされる18歳未満の外国選手を獲得したとして、バルセロナが制裁を受け、公式戦に出られなくなったため2015年に帰国しFC東京に所属していました。

久保選手は、今月4日に18歳になり海外クラブへの移籍が可能となったため移籍合意したレアルマドリード以外にも古巣のバルセロナ、フランスの強豪、パリサンジェルマンなどヨーロッパの複数の強豪クラブが獲得に関心を持っていてその動向が注目されていました。

レアルマドリードとは

久保選手が移籍するレアルマドリードは、スペインのマドリードに本拠地を置く、スペイン1部リーグの強豪で33回の優勝を誇ります。

クラブチーム世界一を決める「クラブワールドカップ」は4回制しています。また、ヨーロッパチャンピオンズリーグもこれまで13回制していて、いずれも最多の優勝回数を誇っています。

チームには各国のトップ選手が集まり、現在は、去年のFIFA=国際サッカー連盟の最優秀選手に輝いたクロアチアのミッドフィルダー、モドリッチ選手が所属しています。

かつてはポルトガル代表のクリスチアーノ・ロナウド選手、元イングランド代表のデビッド・ベッカムさん、元フランス代表のジダンさんなどもプレーしていて、このうち、ジダンさんは現在監督としてチームを率いています。

FC東京長谷川監督「現場はいる選手で戦う」

FC東京の長谷川健太監督は、久保建英選手のレアルマドリード移籍について聞かれると「チームがいろんな話をしてくれていると思うが、現場はいる選手で戦っていければ」と話すにとどまりました。