老後2000万円 野党集中審議要求も与党拒否 19日に党首討論へ

老後2000万円 野党集中審議要求も与党拒否 19日に党首討論へ
老後の資産形成をめぐり「およそ2000万円必要になる」などとした金融庁の審議会の報告書について、野党側は政府の対応をただす必要があるとして予算委員会の集中審議の開催を求めたのに対し、与党側は応じない考えを伝えました。一方、党首討論については来週19日に開催することで合意しました。
金融庁の審議会がまとめた報告書への政府の対応をめぐって、自民党の森山国会対策委員長と立憲民主党の辻元国会対策委員長は国会内で断続的に会談しました。

辻元氏は、麻生副総理兼金融担当大臣が受け取らないのは問題で、国会でただす必要があるとして、予算委員会の集中審議と党首討論の開催を求めました。

これに対し森山氏は「審議すべき予算案がないなかで予算委員会の開催は難しい」などとして、集中審議には応じない考えを伝えました。

そのうえで、14日、衆議院財務金融委員会を開いて、麻生副総理も出席して審議することを提案しました。

一方、党首討論は来週19日に開催することで合意しました。

また、参議院では立憲民主党の芝参議院国会対策委員長が自民党の関口参議院国会対策委員長に「予算委員会の集中審議に応じないのであれば、麻生副総理らが出席する一般質疑を開催すべきだ」と要求しました。

これに対し関口氏は、衆議院側と同様に開催は困難だという考えを伝え、引き続き協議することになりました。

自民 森山氏「報告書もうなく 審議対象にならず」

自民党の森山国会対策委員長は記者団に、「予算案が提出されているわけではないので、予算委員会を開催するのは難しい。また、金融庁の審議会の報告書はもうなくなっているので審議の対象にもならない」と述べました。

立民 辻元氏「審議拒否はやめてほしい」

立憲民主党の辻元国会対策委員長は「与党側は逃げの姿勢だと思うが予算委員会の審議拒否はやめてほしい。45分間の党首討論で逃げきろうと考えているのではないかと思いをめぐらせたが、安倍総理大臣を引っ張り出して議論する場の確保を優先する。年金問題も含め国民の関心は高いので、党首どうしが議論する場の確保も大事だ」と述べました。