パンダのシャンシャン 2歳を前に報道公開 体重61.6キロに成長

パンダのシャンシャン 2歳を前に報道公開 体重61.6キロに成長
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東京の上野動物園で誕生したジャイアントパンダのシャンシャンは、12日に2歳になります。誕生日を前に10日、成長した様子が報道機関に公開されました。
おととし、上野動物園としては5年ぶりに誕生したメスのジャイアントパンダの「シャンシャン」は、12日に2歳になります。10日は、午前9時半からおよそ30分間、動物園のパンダ舎で生活するシャンシャンの様子が報道機関に公開されました。

シャンシャンは、すでに母親と離れて単独で生活していて、パンダ舎の運動場にある木に登るなどして活発に動き回っていたほか、タケノコをおいしそうに食べる様子なども見られました。

動物園によりますと、シャンシャンの体重は、今月5日の身体測定で61.6キロとなり、順調に成長しているということです。

上野動物園の冨田恭正副園長は「ここまで元気に育ってくれてありがたいです。育ち盛りの大切な時期なので、これから大人として成長できるよう、しっかりと管理していきたい」と話していました。

シャンシャンは当初、2歳の誕生日に合わせて、所有権のある中国側に返還される可能性がありましたが、協議の結果、返還の期限は来年12月末まで延長されました。

上野動物園は、12日のシャンシャンの誕生日に合わせて、イベントなどを行うことにしています。

シャンシャンの今後は?

ジャイアントパンダは、IUCN=国際自然保護連合が公表する、絶滅のおそれのある野生生物のリスト「レッドリスト」に掲載され、ワシントン条約で国際的な商業取り引きが禁止されています。

シャンシャンの両親の2頭のパンダは、東京都が「繁殖の学術研究」を目的に中国から借り受ける形で来日していて、所有権は中国側にあります。東京都と中国側の協定では、2頭のジャイアントパンダから生まれた子どもの所有権も中国側にあり、そのうえで「満24か月で中国に返すこととし、双方で返還時期を協議、決定する」とされています。

このため、シャンシャンは当初、2歳となる今月12日に合わせて中国に返還される可能性がありました。

都は、日本にいる時期を延ばしてほしいという都民の声を踏まえて、中国側と協議を進めた結果、返還期限を来年12月末までおよそ1年半、延長することで先月、合意しました。

シャンシャンは、3歳の誕生日も上野動物園で迎えることになる見通しですが、観覧を終了する時期や、中国に運ぶ時期などは今後、検討するとしています。