トランプ大統領 対中追加関税は「G20後に決断」

トランプ大統領 対中追加関税は「G20後に決断」
アメリカのトランプ大統領は、高い関税をかけていないおよそ3000億ドル分の中国からの輸入品に、最大で25%の関税を上乗せするかどうかについて、今月下旬のG20大阪サミットのあとに決断すると述べました。貿易交渉をめぐり米中双方の駆け引きが続く中で、トランプ大統領が揺さぶりをかけた形です。
アメリカのトランプ政権は、中国からの輸入品のうち、まだ高い関税をかけていない3805品目、およそ3000億ドル分に、最大25%の関税を上乗せするために必要な手続きを進めています。

これについて、トランプ大統領は6日、訪問先のフランスで記者団の質問に答え、「G20サミットのあとに決断することになるだろう。習近平国家主席に会うのでどうなるか見てみよう」と述べました。

トランプ大統領は、G20大阪サミットで中国の習主席との会談実現に意欲を見せていますが、会談が実施されるかどうかは正式には決まっていません。

関税の上乗せが実施されれば、中国からのほぼすべての輸入品に高い関税が上乗せされることになり、アメリカの個人消費にも大きな影響がおよぶおそれがあります。

中国側は、アメリカとの貿易交渉に関する報告書を公表し、譲歩しないとの立場を明らかにするなど駆け引きが続いていますが、トランプ大統領の今回の発言は、G20サミットを前に中国側に揺さぶりをかけた形です。