“老後に2千万円必要”指針 野党側「政府は責任放棄」

“老後に2千万円必要”指針 野党側「政府は責任放棄」
高齢夫婦の世帯の赤字が老後の30年間続くとすると、およそ2000万円必要になるなどとした金融庁の審議会の指針について6日の野党側の会合では「内容に違和感があり、政府は責任を放棄しているのか」などの指摘が相次ぎました。
長寿社会に向けて、金融庁の審議会は、高齢夫婦の世帯では平均で毎月およそ5万円の赤字になっており、赤字が老後の30年間続くとするとおよそ2000万円必要で、現役世代から長期の投資を始めることが重要だといった指針を作成しました。

立憲民主党など野党側は国会内で会合を開き、金融庁や厚生労働省の担当者からヒアリングを行いました。

この中で野党側からは「金融サービスでの資産形成が重要だとあるが、非常に違和感がある。政府の公的な責任は放棄しているのか」などの指摘が相次ぎました。これに対し厚生労働省の担当者は「新たな改革によって、出来るかぎり公的年金の給付水準を向上させることも議論していきたい」などと述べました。