後発医薬品の価格カルテル 山形の製薬会社に課徴金

後発医薬品の価格カルテル 山形の製薬会社に課徴金
慢性的な腎臓病の治療に使われる後発医薬品の価格を不当に引き上げるカルテルを結んでいたとして、公正取引委員会は山形市の製薬会社におよそ140万円の課徴金を命じました。
課徴金を命じられたのは山形市にある製薬会社「コーアイセイ」です。

公正取引委員会によりますと「コーアイセイ」は、慢性的な腎臓病の治療に使われる後発医薬品を東京 千代田区の製薬会社「日本ケミファ」とともに共同で開発し、去年8月から10月までの間、卸売業者への販売価格を不当に引き上げるカルテルを結んでいたということです。

新薬の特許が切れたあとに販売される価格の安い後発医薬品は大きな売り上げが見込めるということで、コーアイセイはこの医薬品の販売でおよそ4300万円を売り上げていたということです。

このため公正取引委員会はコーアイセイに対し、独占禁止法に基づいておよそ140万円の課徴金を命じるとともに、再発防止を求める排除措置命令を出しました。一方、日本ケミファはカルテルを自主申告したほか、この医薬品の供給量を確保できず、販売を見送っていたため公正取引委員会は命令の対象にしませんでした。

コーアイセイは「担当者が不在でコメントできない」としています。