安倍首相のイラン訪問で最終調整 実現すれば革命後初

安倍首相のイラン訪問で最終調整 実現すれば革命後初
イラン外務省は、緊張が続くアメリカとの仲介役を担う考えを示している安倍総理大臣のイラン訪問に向けて最終調整を行っていると明らかにしました。訪問が実現すれば日本の総理大臣としては、1979年のイスラム革命で現在の政治体制が樹立されてから初めてとなります。
アメリカとイランの緊張が高まる中、安倍総理大臣は、日米首脳会談の結果を踏まえ、来月中旬、イランを訪問する方向で最終調整に入っています。

これについて、イラン外務省のムサビ報道官は28日、記者会見で「安倍総理大臣がイラン・イスラム共和国を訪問する最初の日本の総理大臣になることを願っている」と述べて、日本側と日程の最終調整を行っていることを明らかにしました。

そのうえで、日本がアメリカとの仲介役を担う考えを示していることについて「アメリカとの緊張した状態はアメリカが核合意から離脱し、経済制裁を強化したことによるものだ」と述べ、緊張緩和に向けて、まずはアメリカ側が行動で示すことが重要だという認識を示しました。

イランでは、アメリカの制裁で経済の悪化が深刻化していて、トランプ大統領と親密な関係を築く安倍総理大臣に、圧力の緩和に向けた働きかけを期待しているものとみられます。

訪問が実現すれば、日本の総理大臣としてはイスラム革命直前の1978年に当時の福田赳夫総理大臣が訪れて以来、41年ぶりで、革命で現在の政治体制が樹立されてから初めてとなります。