JRでオーバーラン相次ぐ 「雨でブレーキきかず」運転士

JRでオーバーラン相次ぐ 「雨でブレーキきかず」運転士
21日、埼玉と栃木にあるJRの駅で電車が停車位置を行き過ぎるオーバーランが2件相次ぎました。JR東日本によりますと、いずれの運転士とも「雨の影響でブレーキが利かなかった」と説明しているということです。
21日午前9時半すぎ、JR高崎線の深谷駅で停車予定だった下りの普通電車が、ホームの停車位置をおよそ10メートル行き過ぎて止まりました。

JRによりますと、30代の運転士は「当時、雨が降っていたため、通常よりも50メートルほど手前からブレーキをかけ始めたが利かなかった」と話しているということです。

結局、この電車は深谷駅では停車せず、乗り降りする予定だったおよそ80人に影響が出ましたが、後続の電車に遅れなどはありませんでした。

気象台によりますと、深谷市周辺では午前9時半の時点で1時間に15.5ミリのやや強い雨が降っていたということです。

また、栃木県小山市にあるJR宇都宮線の間々田駅でも正午すぎに下りの普通電車がホームの停車位置を13メートル行き過ぎるトラブルがありました。

当時、市内では強い雨が降っていたということで、20代の運転士は会社の聞き取りに「雨の影響でブレーキが利かず滑ってしまった」と説明しているということです。

オーバーランが相次いだことを受けて、JR東日本は、運転士への指導や研修を強化するなど安全管理に努めるとしています。