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セブン‐イレブン 消費期限近い食品購入にポイント付与へ

コンビニ最大手のセブン‐イレブン・ジャパンは、消費期限が近づいた弁当やパンなどを購入した客に、買い物で使えるポイントを付与する取り組みを始めることになりました。売れ残りを少なくし、いわゆる「食品ロス」を減らすのがねらいです。
セブン‐イレブンは、全国の2万店余りの店舗で、消費期限が近づいた食品を購入した利用客に、買い物で使えるポイントを付与する取り組みを、ことしの秋にも始めます。

弁当やパン、総菜などが消費期限の5時間程度前になると自動的に対象となり、対象の食品を客がレジで会計する際に購入額の数%のポイントが付くということです。

消費期限切れで廃棄される、いわゆる「食品ロス」が課題となっていますが、利用客に期限が近い商品の購入を促し、食品ロスの削減につなげたいねらいがあります。

また、食品ロスの削減は廃棄にかかる加盟店の費用を減らすことにつながるため、人件費の上昇などで経営が厳しくなっている加盟店を支援する効果も期待できるということです。

食品ロスの削減に向けたポイント還元の取り組みは、ローソンも一部の地域で来月から実験を始める予定です。

経済産業相「社会的に重要なテーマ」

今回の取り組みについて、世耕経済産業大臣は17日の閣議のあとの会見で、「『フードロス』を減らすことは、社会的にも重要なテーマだ。セブン‐イレブン・ジャパンは4月に発表した行動計画で、加盟店の売上や利益の拡大のためフードロスの低減を掲げていて、その具体的な方法の検討を進めていると認識している」と述べました。

そのうえで、世耕大臣は「コンビニ各社は人手不足の深刻化など、経営環境が変化する中、店舗オーナーとの共存共栄を図るために行動計画を打ち出した。今後もオーナーとしっかりコミュニケーションをとって、共存共栄を図っていただきたい」と述べました。

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