プーチン大統領 米に「朝鮮半島非核化 多国間の枠組みを」

プーチン大統領 米に「朝鮮半島非核化 多国間の枠組みを」
ロシアのプーチン大統領は、アメリカのポンペイオ国務長官との会談で、朝鮮半島の非核化に向けて、6か国協議も念頭に多国間の枠組みを作る必要性を伝えました。アメリカとの対話も進めながら、北朝鮮問題への関わりを強めていくとみられます。
ロシアのプーチン大統領は14日、南部のソチで、アメリカのポンペイオ国務長官と会談しました。

会談のあとロシア大統領府で国際問題を担当するウシャコフ補佐官は「ロシアは、北東アジアで強固な安全保障の枠組みを作るため、関係国と協力する用意がある」と述べ、プーチン大統領がポンペイオ長官に対して、朝鮮半島の非核化に向けて、多国間の枠組みを作る必要性を伝えたことを明らかにしました。

プーチン大統領は先月、北朝鮮のキム・ジョンウン(金正恩)朝鮮労働党委員長と行った初めての首脳会談で、北朝鮮の核問題に関する6か国協議の再開をめぐって意見を交わしていて、今回の発言は6か国協議も念頭に置いたものとみられます。

またウシャコフ補佐官は「北朝鮮問題に直接関わる、ロシアとアメリカの代表による対話が続いていることを評価している」と述べ、多国間の枠組みをめぐって、アメリカとも具体的な協議を進めたい考えを示しました。

プーチン大統領としては、米ロ関係の改善に向けた機運が出てきたことなどを好機ととらえ、アメリカとの対話も進めながら、北朝鮮問題への関わりを強めていくとみられます。