維新 丸山衆院議員を除名処分 早期に収束図る考え

維新 丸山衆院議員を除名処分 早期に収束図る考え
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日本維新の会は、北方四島の「ビザなし交流」に参加し、元島民に対し、戦争で島を取り返すことの是非などを質問した丸山穂高衆議院議員を除名処分にしました。維新の会としては、丸山氏に議員辞職を促すなど、厳しい姿勢を示したことで、早期に事態の収束を図りたい考えです。
北方四島の「ビザなし交流」に参加した、日本維新の会の丸山穂高衆議院議員は今月11日の夜、訪問団の団長に、「戦争で島を取り返すことには賛成ですか、反対ですか」などと質問し、13日発言を撤回し、謝罪しました。

これを受けて、日本維新の会は14日、発言は容認できないとして、丸山氏から提出された離党届は受理せず、丸山氏を最も重い除名処分にしました。

松井代表は記者団に対し、「政治家として、あるまじき行為と発言であり、除名処分とした。私は丸山氏は議員を辞めるべきだと思う」と述べました。

一方、丸山氏はみずからのツイッターに、「これより先の期間は、無所属にて活動する」などと書き込み、議員辞職はしない考えを示しました。

日本維新の会としては、先の大阪府知事と大阪市長のダブル選挙や衆議院大阪12区の補欠選挙で勝利した勢いを維持し、夏の参議院選挙への影響を避けるためにも、丸山氏に議員辞職を促すなど、厳しい姿勢を示したことで、早期に事態の収束を図りたい考えです。

ロシアでは…

丸山穂高衆議院議員の発言についてロシア政府は、公式なコメントは出していません。また、ロシアのメディアも大きくは取り上げておらず国営テレビも事実関係を伝えるにとどめています。

このなかで国営テレビは「日本の国会議員が、ロシアから島々を戦いによって取り戻す必要があると酒に酔って発言したあと、離党届けを出した」などと伝えています。

そのうえで「政府の立場とは全く異なるものだ」などと、日ロ交渉に影響を与えるとは考えていないとする日本政府の立場を紹介しています。

官房長官「みずからの発言に責任を」

菅官房長官は15日午前の記者会見で「丸山議員の発言は政府の立場とは全く異なり、日ロ交渉に影響はないと考える。いずれにしても、誰が考えても不適切な発言で、国会議員なのだから、みずからの発言にはみずからが責任を持つということだと思う」と述べました。