エンジェルス大谷 今季1号ホームラン

エンジェルス大谷 今季1号ホームラン
エンジェルスの大谷翔平選手が13日のツインズ戦に3番・指名打者で出場し、右ひじの手術から復帰して初めてとなる今シーズン1号のツーランホームランを打ちました。
去年10月に右ひじの手術を受けた大谷選手は、今月7日にバッターとして復帰し、ミネアポリスで行われた13日のツインズ戦には3番・指名打者で出場しました。

ツインズは今シーズン6勝と好調で、右投げのホセ・ベリオス投手が先発しました。
大谷選手は1回の第1打席は、フルカウントからフォアボールを選んで出塁しました。

1点を追う3回の第2打席は、ノーアウト三塁の場面で迎えて真ん中に入ってきた速球をとらえ、復帰後6試合目で今シーズン1号のツーランホームランを打ちました。

大谷選手のホームランは去年9月26日以来で、大リーグ通算23本目です。

打球の推定飛距離はおよそ130メートルで、センターの2階席の電光掲示板を直撃する大谷選手らしい大きな当たりの逆転ホームランとなりました。

大谷選手は4回の第3打席は1アウト一塁二塁で迎え、セカンドゴロでダブルプレーに倒れ、6回の第4打席は再びフォアボールで出塁しました。

そして9回の第5打席は4人目の左ピッチャーと対戦し、ライト前にヒットを打ちました。

大谷選手はこの試合、3打数2安打で2打点、フォアボール2つと活躍し、打率を2割5分ちょうどにあげました。

試合はエンジェルスが5対4で勝ちました。

大谷「早めに1本が出てくれてよかった」

復帰後、初ホームランを打ったエンジェルスの大谷翔平選手は、試合後のインタビューで「チームにとっていい結果につながってよかった。打席の中でボールがよく見えているので、ミリ単位でしっかり自分のスイングができれば、必ずいいところに打てるのではと思っていた。早めに1本が出てくれてよかったと思う」と話しました。
また、大谷選手は復帰後初めてとなったホームランを振り返り、「バランスよく、どの球種も投げる投手だったので、速球や変化球をねらったということもなく、三塁にランナーがいる場面で外野までしっかり届くように振れればいいと思っていた。バッティング練習のときからボールの見え方も捉え方も悪くなかったので、形で出てくれてよかった」と話していました。

試合前練習で見せた本塁打の予感

大谷選手は、復帰後初めてのホームランがセンターの2階部分に届く大きな当たりとなりましたが、試合前の練習でそれを予感させるような打球を見せていました。

大谷選手は試合前に行われたバッティング練習で、41回スイングして、センターやレフト方向を中心に11本がフェンス越えの打球でした。

センター後方にある2階のテラス席に届く打球もあり、対戦相手のツインズの本拠地、ミネアポリスのファンからも驚きの声があがっていました。

大谷選手のバッティング練習での飛距離と打球の速さは大リーグでも広く知られていて、昨シーズンは、対戦チームの選手たちが大谷選手のスイングに見入る場面が何回もありました。

一方、大谷選手は、今月7日にバッターで復帰したあと、ことし3月上旬から週3回のペースで行ってきたピッチャーとしての復帰に向けた練習を一時的に停止していましたが、この日の試合前に再開。最長約34メートルの距離でキャッチボールを行い、合わせて70球を投げました。

大谷選手は来シーズン、ピッチャーでも復帰するために、バッターとして試合に出場しながら、投球練習のレベルをあげていく予定です。

エンジェルス監督「逆方向に打てる選手多くない」

エンジェルスのブラッド・オースマス監督は、大谷選手のホームランについて「いいホームランだった。パワーがあるのはみんな知っているが、あのように逆方向に打てる選手は野球界で見ても多くはない」とたたえていました。