G20農相会合開幕 日本は福島産の農産物など安全性訴えへ

G20農相会合開幕 日本は福島産の農産物など安全性訴えへ
G20=主要20か国の農業を担当する閣僚による会合が新潟市で始まり、初日の討議では、農業の生産性を上げるための技術協力などをめぐって意見が交わされました。
G20農相会合は、来月の大阪サミットに関連する閣僚会合の先頭を切る形で11日、新潟市で始まりました。

冒頭、議長を務める吉川農林水産大臣が「農業では、気候変動など国の単位をこえる課題が広がっている。各国が優良事例を持ち寄ることで、新たな解決策を見つけたい」とあいさつしました。そして、初日の討議では、AI=人工知能など生産性を上げる技術の活用や、食品ロス対策などをめぐって、どのように協力していくかが話し合われたということです。

討議のあと、吉川大臣は記者団に対し「先端技術や、若者や女性の農業進出について各国の優れた事例を聞き、閣僚間で率直な意見交換ができた」と述べました。

福島第一原発の事故のあと、日本産食品の輸入規制を続けている国や地域が依然多いことから、今回の会合で日本は、福島県産の農産物などを試食してもらって食品の安全性を訴えているほか、各国との個別の会談の場でも規制の撤廃などを求めています。

会合は12日まで開かれ、成果をまとめた閣僚宣言が採択される予定です。