令和初日 多くの人が婚姻届など提出 地元産コメのプレゼントも

令和初日 多くの人が婚姻届など提出 地元産コメのプレゼントも
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令和最初の日の1日、各地の市役所や役場などには婚姻届などを出す人たちが多く訪れています。このうち、神奈川県愛川町では、婚姻届などを提出した人たちに、地元産のコメ5キロが記念にプレゼントされています。
神奈川県愛川町の役場では、元号が令和に変わった1日は婚姻届などを提出する人が相次ぐと見て、平日と同じように窓口を開いています。

また町は、1日に婚姻届や出生届、それに転入届を提出した町民に、地元で採れたコメ5キロを記念にプレゼントしていて、午前8時半に窓口が開くとカップルなどが次々と届け出に訪れました。

届け出を済ませた人たちは、町の職員から子どもの誕生や結婚を祝う色紙とともに、5キロ分のコメを手渡されると笑顔を見せていました。

婚姻届を提出した愛川町の戸来一英さん(31)は、「結婚を決めたときから、令和初日に届け出ようと思っていました。地元のお米なので、おいしくいただこうと思います」と話していました。

長男の出生届を出した五月女智一さん(44)は、「新しい時代を子どもと一緒にスタートでき、新鮮な気持ちです。この時代にふさわしい元気で健やかな男の子に育ってほしい」と話していました。

1日は午前中だけで通常より多い13件の提出があったということで、町では、午後5時15分まで窓口を開け、届け出に来た人にコメを贈ることにしています。

350組のカップルが婚姻届

元号が令和に変わった初日に婚姻届を提出しようと、東京の杉並区役所には一日でおよそ350組のカップルが訪れました。

東京・杉並区役所では、令和の初日の1日、多くのカップルが婚姻届を提出すると予想して、臨時の窓口を午前9時から午後5時まで開設しました。

窓口にはすぐにカップルたちの長い列ができ、届け出の日付欄に令和元年5月1日と書いた婚姻届を提出すると、窓口の職員から「おめでとうございます」と声をかけられていました。

また、区役所のロビーには改元を祝う撮影スポットも設けられていて、夫婦となったばかりのカップルが「きょうから令和」とか「結婚しました」と書かれたパネルを持って記念写真を撮影していました。

杉並区によりますと、1日だけでおよそ350組が新たに夫婦になったということです。


婚姻届を提出した29歳の会社員の男性は「彼女の生まれが昭和の最後で、自分が平成の最初に生まれたので、2人の記念日は新しい時代にしたいと思い、きょうを選びました」と話していました。

お相手の30歳の女性は「令和初日に婚姻届を出せてほっとしています。健康で、仲よく、幸せな時代にしたいです」と話していました。

また別の20代のカップルは「令和にちなんで、『れ』礼儀を大事に、『い』いつも楽しく、『わ』笑い合っていきたいです」と話していました。

笑顔で記念撮影

元号が令和に変わった1日、松山市役所には婚姻届を出す多くのカップルが訪れました。

松山市役所では午前8時半ごろ受け付けが始まり、並んで待っていたカップルが1階の窓口で婚姻届を出しました。

記念撮影のコーナーも設けられ、訪れた人たちは「ずっと一緒におるけんね」と書かれたボードや、「令和」と書かれた額縁を手に、笑顔で撮影していました。

午前7時半から並んだという一番乗りのカップルは、「数か月前からこの日に婚姻届を出そうと決めていましたが、まさか1番になるとは思わず緊張しました。新しい時代も、2人で楽しく頑張っていきたいです」と話していました。

記憶に残る結婚式を

元号が令和にかわった1日、2人の新たな人生をスタートさせようと、結婚式を挙げるカップルもいました。

このうち中央区・銀座の式場では、都内に住む土屋宏貴さん(33)と香織さん(28)が結婚式を挙げました。

2人は、去年12月に結婚を決めましたが、式の日取りを決める際、記憶に残る日にしたいと考え、令和の初日で大安の5月1日を選んだと言うことです。

式場では、自分たちが書道で書いた「令和」の文字を飾ったほか、食事のデザートには、生クリームで「令和」とあしらったティラミスを用意し雰囲気を盛り上げました。

新婦の香織さんは「めでたい日に結婚式を挙げることができてとてもうれしいです」と話し、新郎の宏貴さんは「新しい時代は、温かく笑いの絶えないすてきな家庭を作りたい」と話していました。

式場を運営する会社によりますと、1日は全国32か所の会場で39件の結婚式が行われ、5月に式を挙げる件数は去年より2割ほど多く、空きがない状況だということです。

「エスクリ」広報室の村井美登里マネージャーは、「令和元年に式を挙げたい人がたくさんいる。お祝いムードが高まる中、ブライダル業界も盛り上がって記憶や記念に残る式をたくさん手がけたい」と話していました。