「令和」カウントダウン 各地で新しい時代祝う

「令和」カウントダウン 各地で新しい時代祝う
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東京 渋谷のスクランブル交差点では、元号が令和に変わる瞬間に行き交う多くの人が足を止め、午前0時を迎えました。
渋谷駅前のスクランブル交差点付近は、午後11時半を過ぎると、通行人が一気に増え始め、傘を差す人たちで埋めつくされました。

警戒にあたる警察は、通行人に立ち止まらないよう声をかけ、交差点の横断歩道をななめに横断できないように柵などで規制しました。

そして、日付が変わる時間が近づくと、それまで歩いていた人たちも足を止めてカウントダウンが始まり、午前0時を迎えると、「令和」などと大きな歓声があがり、新たな時代の幕開けを祝っていました。

23歳の会社員の女性は「ことし社会人になったので、『令和』の時代を引っ張っていけるような人になれるよう、仕事を頑張っていきたい」と話していました。

また、22歳の女子大学生は「平成生まれなので、『平成』が終わってしまうのは少しさみしいですが、『令和』の時代は、いろいろなことにチャレンジして成長していきたい」と話していました。

渋谷のクラブ「ハッピー令和!」

音楽やダンスを楽しむ東京 渋谷のクラブでは、改元の瞬間を祝おうと、大勢の若者たちが集まり、カウントダウンをして、元号が「令和」となった新しい時代を迎えました。

大勢の若者たちで埋め尽くされた会場では、午前0時前になると、大型スクリーンに数字が映し出され、集まった人たちは大きな声でカウントダウンを始めました。

そして「ハッピー令和」という掛け声とともに、改元の瞬間を迎えると、大きな歓声をあげながら、飛び跳ねたり写真を撮ったりして新しい時代の幕開けを祝っていました。

新宿の大型ビジョンでは

東京 新宿の大型ビジョンには、元号が令和にかわる午前0時までのカウントダウンが映し出され、小雨が降る中、大勢の人が集まりました。

大型ビジョンには、午後11時50分から、「Jリーグ開幕」や「日本人のノーベル賞受賞」などの平成の出来事が次々と映し出されていきました。

そして、平成の終わりまで残り10秒になると1秒ごとのカウントダウンが画面に表れ、集まった人たちは声に出して一緒にカウントダウンを始めます。

午前0時、元号が令和にかわった瞬間には、歓声をあげたり写真を撮ったりしながら、時代が変わる瞬間をともに祝っていました。

20代の女性は「平成と令和という2つの時代を経験できてうれしいです。令和の時代はハッピーに生きていきたいです」と話していました。

また、20代の男性は「平成生まれとしては元号がかわってしまうのは少しさみしいですが、令和を迎えて気持ちを新たにがんばっていきたいです」と話していました。

皇居前でも

皇居前には雨が降る中、午後11時半を過ぎたころから、傘を差しながら多くの人たちが集まり始めました。

集まった人たちは、カウントダウンをして、元号が令和に変わる午前0時を迎え、「おめでとう」などと言って新たな時代の幕開けを祝っていました。

大阪府寝屋川市から来た50代女性は「節目の時を皇居前で迎えたかったので来ました。平成もよい時代でしたが令和の時代もよい時代になってほしい」と話していました。

12歳の息子と一緒に都内から来た40代の母親は「令和の時代の天皇は、グローバルな感覚で国民を引っ張っていってくださるのではないかと期待します」と話していました。

大阪 道頓堀でも

大阪の繁華街 ミナミの道頓堀では、午前0時に「令和」を迎えるのにあわせて大勢の観光客や若者が集まり、新たな時代の幕開けを祝いました。

道頓堀の戎橋周辺では、若者や外国人観光客など大勢の人たちが集まり、日付が変わる10分ほど前には身動きがとれないほどの混雑となりました。

そして、午前0時を迎えると大きな歓声が上がり、集まった人たちは「平成ありがとう」、「令和最高」などと叫んだり、スマートフォンで写真を撮ったりしていました。

鹿児島県から来たという会社員の男性は、「大勢の人とともに令和の訪れを分かち合いたくて来ました。平成は平和な時代だったので、それが続いてほしいです」と話していました。

「令和」の文字がプリントされたTシャツを着た男性は「新たな時代の訪れの瞬間にみんなで盛り上がることができて幸せです。期待と不安の両方の気持ちがありますが、幸せな時代になることを願うばかりです」と話していました。

また、イタリアから来た観光客は、「日本の人たちが新しい時代を迎え、すばらしいと思います」と話していました。

福岡 中州の屋台でも

福岡の観光名所、中州の屋台でも、日付が変わる10秒前から店員の掛け声に合わせてカウントダウンが行われました。

令和を迎えた瞬間には、隣り合わせた客どうしが新しい元号を祝うように乾杯を繰り返していました。

関西から訪れていた60代男性は「平成は戦争のないすばらしい時代だったので、平成以上によい時代になってほしい」と話していました。

また、京都から来ていた50代女性は「平成は災害が多く、私も災害にあいました。令和は平穏な時代になるように祈っています」と話していました。

岐阜 郡上では「徹夜おどり」

およそ400年前から伝わる盆踊り、「郡上おどり」で知られる岐阜県郡上市で、令和への改元にあわせて「徹夜おどり」が行われ、踊り手たちが新たな時代の始まりを祝いました。

およそ400年前から伝わる盆踊り、「郡上おどり」は、国の重要無形民俗文化財に指定されていて、毎年、お盆の時期には、岐阜県郡上市八幡町で朝まで踊り明かす「徹夜おどり」が行われます。

改元を前にした30日夜8時からは、市の中心部で「徹夜おどり」が行われ、およそ1万5000人が会場につめかけました。

元号が平成から令和へと変わる午前0時の前には、踊り手たちはカウントダウンを行い、令和を迎えると会場の近くで、花火が打ち上げられました。

そして、郡上おどりの代表的なお囃子として知られる「まつさか」の歌詞を、令和の引用となった万葉集の序文の一部へとかえた歌が特別に披露されると、踊り手たちはリズムにあわせてげたの音を鳴らし、新たな時代の始まりを祝いました。

愛知県から訪れた20代の女性は、「踊って新元号を迎えるというのはめったにない経験です。令和は平和に楽しく過ごせたらいいです」と話していました。

岐阜県美濃加茂市から訪れた50代の男性は、「新しい時代も楽しく踊れる時代であってほしいです」と話していました。