愛知・静岡に水供給の豊川用水 節水強化で噴水も止まる

愛知・静岡に水供給の豊川用水 節水強化で噴水も止まる
k10011897471_201904261225_201904261227.mp4
愛知県東部と静岡県西部の6つの市に水を供給する「豊川用水」は、流域で雨の少ない状態が続きダムの貯水率に改善の兆しが見られないことから、26日から節水が15%に引き上げられ、愛知県豊橋市では公園の噴水を止めて節水を呼びかけています。
愛知県の東三河地方の5つの市と静岡県湖西市に水を供給する「豊川用水」の流域では雨の少ない状態が続いていて、最大の水源である新城市の「宇連ダム」の貯水率は、26日午前0時の時点で13.9%と、平年の7分の1ほどにとどまっています。

このため豊川用水では、26日午前9時から、水道用水、農業用水、それに工業用水の節水が、これまでの10%から15%に引き上げられました。

愛知県豊橋市が管理する5か所の公園では、すべての噴水が止められ、市民のオアシスになっている中心部の「豊橋公園」でも、市の担当者が美術博物館の前にある噴水のバルブを閉めていました。
豊川用水でこの水準の節水が行われるのは平成25年以来です。

水資源機構は27日からの大型連休中、各地で田植えが行われ、水の需要が高まると予想されることから、一層の節水を呼びかけています。

豊橋市 節水呼びかけ

節水が15%に引き上げられたことから、豊橋市は、26日から広報車を1台増やし、4台で住宅地を回って節水を呼びかけています。

豊橋市上下水道局によりますと、15%の節水になると、高台にある住宅の2階以上で水がやや出にくくなるおそれがあるということです。

水資源機構「風呂の残り湯などの活用も」

豊川用水を管理する「水資源機構豊川用水総合事業部」の大牧千木総務課長は「おととい夕方から降った雨も、さほど期待できる量に届いていないため、15%の節水に踏み切った。10連休で多くの人が休みを取り、水の利用が増えるとみられますが、風呂の残り湯などの活用も考えてほしい」と話しています。