北アイルランド暴動で記者死亡 10代男2人逮捕 事件に関与か

北アイルランド暴動で記者死亡 10代男2人逮捕 事件に関与か
イギリスからの分離の是非をめぐり宗派間の紛争の歴史があるイギリス・北アイルランドで暴動が起き、これを取材していた記者が巻き込まれて死亡しました。地元警察は、事件に関与した疑いで10代の男2人を逮捕しました。
北アイルランド北部のロンドンデリーで18日、イギリスからの分離を求める過激派によるテロ計画があるとして警察が捜索を始めたところ、抵抗する人々が火炎瓶を投げたり何者かが発砲したりする暴動になり、現場で取材していた記者のライラ・マッキーさん(29)が撃たれて死亡しました。

地元警察は、20日、殺害に関与した疑いで18歳と19歳の男2人を逮捕しました。

警察は2人がカトリック系の過激派組織、IRA=アイルランド共和軍から分派した組織と関係があるとみて調べています。

北アイルランドではイギリスからの分離の是非をめぐり、かつてカトリック系とプロテスタント系の住民の間で紛争が続いて、3000人以上が死亡しました。

その後、和平合意が成立しましたが、最近ではイギリスのEU=ヨーロッパ連合からの離脱問題をきっかけに、再び対立が激化することが懸念されています。