Jヴィレッジ全面営業再開 最寄りの新駅も開業 福島

Jヴィレッジ全面営業再開 最寄りの新駅も開業 福島
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福島第一原発の事故のあと廃炉作業の拠点として使われた福島県にあるサッカーのトレーニング施設、Jヴィレッジが20日、すべての施設で営業を再開しました。これに合わせて最寄りとなるJRの新しい駅も開業しました。
廃炉作業の拠点として使われたJヴィレッジでは、残っていた屋外の天然芝のグラウンド2面の整備が終わって、すべての施設が再開されました。

20日は記念の式典が開かれ、出席した高円宮妃の久子さまが「東日本大震災に続くつらい日々からJヴィレッジが復興できたことは大きな喜びであり心よりお祝い申し上げます」と述べられました。

また、人工芝のグラウンドではサッカーなどの球技に親しむ体験イベントが開かれ、子どもたちの声が響きわたっていました。

午後にはスタジアムでサッカー女子のなでしこリーグの試合も行われ、サポーターや地元の人たちが大きな声援を送っていました。

Jヴィレッジは来年3月、東京オリンピックの聖火リレーがスタートすることが決まり、スポーツを通じた地域の復興や活性化につながると期待されています。

福島県の内堀知事は「原発事故収束の拠点基地からみごとに再生をとげ、新しいスタートが切れた。聖火リレーではどんな困難でも克服できるというメッセージをJヴィレッジから発信したい」と話していました。

また、全面的に営業を再開したJヴィレッジへのアクセスを向上させようと、JR常磐線のJヴィレッジ駅が新たに整備されました。午前8時すぎに最初の列車が到着し、早速およそ250人の乗客が真新しいホームに降り立ちました。記念の式典では地元の子どもたちがくす玉を割って開業を祝いました。

駅を見に来た70代の女性は「すばらしい駅だと思います。この地域にたくさんの人が集まることを期待したい」と話していました。

駅からJヴィレッジまではおよそ170メートルで、当面、臨時駅として運用されますが、10連休を含む20日から来月6日までは毎日列車が止まります。