麻生財務相 米財務長官と会談へ 米要求の為替ルールで攻防も

麻生財務相 米財務長官と会談へ 米要求の為替ルールで攻防も
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麻生副総理兼財務大臣は来週、ムニューシン財務長官と会談する方向で調整していることがわかりました。アメリカ側が貿易協定に盛り込みたいとしている為替についてのルール、「為替条項」が主な議題になるものとみられます。
麻生副総理兼財務大臣は来週予定されている日米首脳会談に同席するため、アメリカのワシントンを訪れる予定です。

首脳会談に先立って、麻生副総理はアメリカのムニューシン財務長官と会談する方向で調整していることがわかりました。

この中では、意図的に通貨安に誘導するのを禁止する為替条項が主な議題になるものとみられます。

為替条項はアメリカ側が日米の貿易協定に盛り込みたいとしているもので、日本の輸出に有利な円安誘導を封じ、結果、アメリカの国内産業の保護を図るねらいがあるとみられています。

法的拘束力の強い貿易協定にこうした為替条項が盛り込まれると、例えば円高になったときの為替介入が制約を受けるおそれもあるため、日本としては容認できないという立場です。

ただ、トランプ政権はメキシコやカナダにも新しい貿易協定でこの条項を認めさせており、今回の会談でアメリカ側がどのくらいの勢いで迫ってくるかが焦点となります。