医療保険 対象は日本在住の扶養家族のみ 衆院で法案可決

医療保険 対象は日本在住の扶養家族のみ 衆院で法案可決
外国人材の受け入れ拡大に向けて、医療保険を適用する対象を原則として、日本で暮らす扶養家族に限るなどとした法律の改正案が16日の衆議院本会議で賛成多数で可決され、参議院に送られました。
会社員が加入する健康保険や「協会けんぽ」といった医療保険は、一定の要件を満たせば居住地や国籍にかかわらず適用されますが、今の制度のまま外国人材の受け入れを拡大すれば医療費の財政負担が増大するおそれがあり、不適正な利用も懸念されるといった声が出ています。

このため改正案では、医療保険の適用対象は原則として日本で暮らす扶養家族に限るとしたうえで、留学や海外赴任への同行などで一時的に海外に居住するものの、再び日本国内で生活する場合には適用されるとしています。

また厚生年金に加入している人の配偶者のうち、将来、国民年金を受給できるのは原則として日本に住むケースに限定します。

改正案は16日の衆議院本会議で採決が行われ、自民・公明両党や、立憲民主党、国民民主党、日本維新の会などの賛成多数で可決されて、参議院に送られました。

改正案は今の国会で成立する見通しです。