地下鉄の扉に手を挟み何度も発車妨害 ツイッターに動画

地下鉄の扉に手を挟み何度も発車妨害 ツイッターに動画
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名古屋の市営地下鉄で高齢の男性が閉まる扉に何度も自分の手を挟むなどして発車を妨げている動画がツイッターに投稿され「迷惑行為だ」などとの書き込みが相次いでいます。
ツイッターに投稿された動画では、はじめ、列車の出入り口近くに立っている高齢の男性の手のひらが閉まる扉に挟まれ、扉とホーム柵が再び開く様子が撮影されています。

男性は手に白い袋を持っていて、扉が閉まるタイミングで、手を扉の外に出しているように見え、アナウンスで「手荷物を引くように」と呼びかけられたり、駆けつけた駅員が声をかけたりしても同じことを繰り返します。

駅員が、男性の手をつかんで車内に押し込もうとする様子も見られます。

すぐ後ろに立っている若い乗客が、肩や腕をつかんで車内に引っ張り込み何か話しかけましたが、これを振り払った男性は、今度は足で扉が閉まるのを阻もうとしましたが、扉はゆっくりと閉じられました。

動画は1分余りで、この間、発車のベルが鳴り続けています。

ツイッター上には、やめさせようとした若い乗客をたたえる声とともに、高齢男性の行為について「迷惑だ」「列車から降ろされてもしかたない」などの書き込みが相次いでいます。

こんな時の対応は?

名古屋市交通局によりますと、動画は6日の午後8時40分ごろ、地下鉄東山線の栄駅の構内で撮影されました。

名古屋方面 高畑行きの列車のドアがなかなか閉まらず発車しないことから、駅員が異変に気付いて駆けつけたということです。

「危険なので手を引いてください」と呼びかけたということですが、高齢の男性は閉まる扉に何度も自分の手を挟むなどの迷惑行為をやめず、発車が1分遅れたということです。

名古屋市交通局によりますと、悪質な迷惑行為があった場合は、強制的に乗客を降ろすこともあるそうですが、今回は現場の判断で、そうした対応は取らなかったということです。

名古屋市交通局は「男性の目的が何だったのかわからないが、迷惑行為なのでやめてほしい」としています。

また、トラブルなどがあった場合は、近くの駅員を呼ぶほか、車内からの場合は「車内非常通報装置」を使ってほしいとしています。

「車内非常通報装置」は、車両ごとに1か所か2か所付いています。ボタンを押すと、運転士や運転指令室の担当者と直接話せます。

もともとは、急病人が出た場合などを想定していますが、迷惑行為を目撃した場合なども活用できるということです。