新元号 6原案中4つは 「英弘」「広至」「万和」「万保」

新元号 6原案中4つは 「英弘」「広至」「万和」「万保」
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「令和」に決まった新元号の選定作業で、政府が示した6つの原案の中に「英弘(えいこう)」、また、読み方は明確ではありませんが「広至」、「万和」、「万保」の4案が含まれていたことが分かりました。
新しい元号を「令和」とすることが1日の臨時閣議で決定され、皇太子さまが新天皇に即位される来月1日に、元号は「令和」に改められます。

こうした中、新元号の選定作業で、政府が、各界の代表や有識者からなる「元号に関する懇談会」や全閣僚会議で示した6つの原案の中に▽「英弘」、また、読み方は明確ではありませんが、▽「広至(こうし、または、こうじ)」、▽「万和(ばんな、または、ばんわ)」、▽「万保(ばんほ、または、ばんほう)」の、4案が含まれていたことが分かりました。

また政府は、およそ2か月前から新元号の候補名を絞り込む作業を進め、発表の1週間ほど前には原案の数を6つに決めていたということです。

さらに6つの原案は、一枚の紙に典拠とともに五十音順に並べた形で懇談会の有識者などに示され、多くから「令和」を推す意見に加え、出典を日本の古典にするよう求める意見が出されたということです。

これを受けて、全閣僚会議では、杉田官房副長官が懇談会では「令和」に支持が集まったことを説明したあと、複数の閣僚が意見を述べましたが意見集約は行われず、最終的に安倍総理大臣に一任する形で「令和」が新元号に決まりました。

一方、「令和」の考案者は明らかにされていませんが、専門家の間では、万葉集が専門で、京都の研究機関の名誉教授を務める国文学者を有力視する意見が出ています。

新元号の決定を受けて、政府は、今月30日の天皇陛下の退位と、来月1日の皇太子さまの即位に伴う一連の儀式を滞りなく実施できるよう、準備を加速させるとともに、新元号「令和」が多くの国民に受け入れられるよう、意味などを丁寧に説明していくことにしています。