新元号伝える「号外」 奪い合い激しい混乱に

新元号伝える「号外」 奪い合い激しい混乱に
新しい元号が「令和」に決まったことを受けて東京や大阪では新聞の号外が配られましたが、奪い合う人たちで激しい混乱となりました。

東京 新橋 奪い合って転倒

東京 新橋駅前では、午後1時前から新聞各社が号外を配布しました。担当者が新聞を配り始めると多くの人が詰めかけ、奪い合って転倒する人も出るなど激しい混乱となり、いずれの社の新聞も数分ほどでなくなりました。

神奈川県から来た15歳の高校生は「取り合いになって大変でしたが号外を受け取ることができてよかったです。新しい時代に活躍できるよう頑張りたいです」と話していました。

母親と一緒にいた都内に住む小学2年生の男の子は号外を大人の人から譲ってもらったということで「新しい時代が戦争がない平和な世の中になってほしいです」と話していました。

埼玉県から小学生の長男と来た42歳の会社員の男性は「身の危険を感じましたが号外を手に入れました。『令和』はまだ違和感がありますが、そのうち慣れると思います。私の子どもの世代が担う新しい時代が災害もなく平和であればと願っています」と話していました。

24歳の会社員の男性は「自分の名前の和が入っていて、うれしいです。私は平成生まれですが、新しい時代もよい時代になるといいですね」と話していました。

JR大阪駅前 悲鳴や怒号 警察も出動

新しい元号が「令和」に決まったことを受けて、JR大阪駅前には新聞の号外を求める多くの人が殺到し、警察が出動する事態となりました。

JR大阪駅前には、新しい元号を伝える新聞の号外を求めて多くの人が集まり、正午ごろには身動きがとれない状態となりました。

駆けつけた警察官が「危ないので立ち止まらないで」などと繰り返し呼びかける中、午後0時半ごろに配布が始まると、待っていた人たちがわれ先にと殺到して、悲鳴や怒号が飛び交う大混乱となりました。

集まった人たちは号外をもらおうと手を伸ばし、中には1枚の号外を引っ張り合って半分に破れてしまう様子も見られました。

この混乱を受けて一部の新聞社では大阪駅で予定していた号外の配布を見送りました。

しわくちゃになった号外を手にした奈良県の16歳の女性は「人混みがすごく、倒れている人もいて怖かったです。取り合いになってぐちゃぐちゃになりましたがもらえてうれしいです。新しい元号はきれいな印象でいい時代になればいいなと思います」と話していました。

また、一緒に来ていた友人の16歳の女性は「私たちが大人になっていく時代の元号なので、思い出深い1日になりました」と話していました。

縦に半分にちぎれた号外を手にしていた枚方市の38歳の男性は「取った瞬間に引っ張られて半分の状態ですがなんとかもらえました。平成の時代は自然災害が多く苦しんだ人も多かったと思うので、『令和』の時代は和やかにより豊かになっていけばいいと思います」と話していました。