医療連携で性的不祥事対策を強化へ 埼玉県教委

医療連携で性的不祥事対策を強化へ 埼玉県教委
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埼玉県教育委員会は、教員による児童や生徒への性的な不祥事があとを絶たない中、性的な依存症などの治療を専門とする医療機関と連携し、教職員の相談に応じる新たな取り組みに乗り出すことになりました。
埼玉県では、教員が生徒とみだらな行為をしたり、トイレを盗撮したりするなど、わいせつな行為を理由に、3月だけで3人が懲戒免職となりました。

今年度の教員に対する懲戒処分のうち、わいせつな行為によるものは全体の36%に上っています。

こうした不祥事をなくそうと、埼玉県教育委員会は盗撮や痴漢を繰り返すといった「性しこう障害」などの治療を専門とする医療機関と連携し、教職員の相談に無料で応じる緊急対策を、4月から始めることになりました。

県教育委員会によりますと、医療機関と連携して学校現場の性的な不祥事を防ごうという取り組みは珍しいということです。

また、不祥事の早期発見につなげるための専用の相談窓口を4月に設置するほか、ことし5月までに、すべての学校で教職員を対象にしたコンプライアンス・法令順守の研修を行うとしています。

埼玉県教育委員会は「児童や生徒へのわいせつ行為は絶対に起きてはいけないことで信頼の回復に向けて対策を徹底したい」としています。