イスラエル最大の商業都市にロケット弾攻撃 空爆で報復

イスラエル最大の商業都市にロケット弾攻撃 空爆で報復
中東のパレスチナ暫定自治区から発射されたロケット弾がイスラエルの商業都市テルアビブに飛来し、これに対し、イスラエル軍は報復に乗り出して、ガザ地区の100か所以上を空爆し、双方の衝突が激しくなっています。
イスラエル軍によりますと、14日夜、パレスチナのガザ地区から発射されたロケット弾2発が、およそ70キロ離れたイスラエル最大の商業都市テルアビブに飛来し、空き地などに着弾したとみられ、けが人はいませんでした。

ハイテク企業が集積し、日本企業の進出も相次いでいるテルアビブがロケット弾攻撃の標的になるのはおよそ5年ぶりで、テルアビブ周辺では一時、空襲警報が鳴り響き、さらなる攻撃に備えて避難用のシェルターが開放されました。

一方、イスラエル軍は、ロケット弾攻撃はガザ地区を実効支配するイスラム原理主義組織ハマスによるものだとして報復に乗り出し、戦闘機などを使ってガザ地区にあるロケット弾の製造施設など、100か所以上の軍事施設を空爆し、これにハマス側もロケット弾で応戦して、双方の衝突が激しくなっています。

ハマスはロケット弾攻撃への関与を否定しています。

ただ、ハマスは、この直前にガザ地区の各地で発生したハマスに対する異例の抗議デモを武力で鎮圧していて、現地メディアの間では、住民の関心をそらそうとイスラエルへの攻撃を仕掛けたのではないかという見方も出ています。