北朝鮮 国連人権理事会で拉致問題取り上げた日本を批判

北朝鮮 国連人権理事会で拉致問題取り上げた日本を批判
スイスで開かれている国連の人権理事会で、日本が北朝鮮による拉致問題の早期解決を訴えたことについて、北朝鮮の代表は、「日本は内政的な意図を持って論じている」などと主張し、日本の主張は受け入れられないという考えを示しました。
スイスのジュネーブで開かれている国連の人権理事会では、11日、北朝鮮の人権状況に関する議論のなかで、日本の代表が、拉致問題の早期解決を訴えました。

これについて、北朝鮮の代表は、12日、「『慰安婦』として知られる性的奴隷制度のような犯罪を犯した日本は、たびたび内政的な意図を持って拉致問題を論じている。そのような主張を、断固として拒否する」と述べ、日本の主張は受け入れられないという考えを示しました。

これに対して、日本の代表は、「日本は第2次世界大戦の歴史の事実を謙虚に受け入れたうえで、アジア太平洋地域と国際社会の平和と繁栄に貢献してきた」と述べ、反論しました。

このほか、北朝鮮は先月行われた2回目の米朝首脳会談が合意に至らず、北朝鮮が求めている制裁解除の見通しが立っていないことを念頭に、「不当な制裁は子どもや女性、障害者など、弱者に対して重大な影響を及ぼし、基本的人権が奪われている」と訴えました。