グラミー賞 日本人監督のミュージック・ビデオが最優秀賞に

グラミー賞 日本人監督のミュージック・ビデオが最優秀賞に
アメリカ音楽界の祭典「グラミー賞」の授賞式が10日、ロサンゼルスで開かれ、日本人の映像ディレクター、ヒロ・ムライさんが監督した作品が最優秀ミュージック・ビデオ賞を受賞しました。
ことしで61回目を迎えるグラミー賞の授賞式は10日、ロサンゼルスで行われました。

去年のグラミー賞は、主要賞が男性に偏ったことが批判されたため、ことしは数多くの女性アーティストがノミネートされるなど多様性を打ち出しました。

このうち最優秀ミュージック・ビデオ賞は、東京生まれの日本人の映像ディレクター、ヒロ・ムライさんが監督し、ことしの最優秀楽曲賞にも選ばれたチャイルディッシュ・ガンビーノさんの曲「ディス・イズ・アメリカ」のビデオが受賞しました。

このビデオにはアメリカ社会が抱える問題を風刺するような過激な銃撃シーンがあり、話題となっていました。

ムライさんは東京生まれで、父親は「翼をください」などを作曲した音楽プロデューサー、村井邦彦さんです。

子どものころにロサンゼルスに移住し、その後、映像ディレクターとして活躍し、有名アーティストの音楽ビデオを数多く手がけ高い評価を受けていました。

ヒロ・ムライさん「日本からも多くの反応 うれしい」

ヒロ・ムライさんは、受賞後の記者会見で、「ビデオでは、単に不正義や悲劇を描くだけでなく、皮肉やおもしろさなどあらゆるものを取り入れようと思いました。日本からも多くの反応をもらっていて、ふるさとである日本の人にも評価されてうれしいです」と話していました。