関東や中国地方などで雪 交通への影響などに注意

関東や中国地方などで雪 交通への影響などに注意
上空の寒気の影響で、関東や中国地方などの平野部でも雪が降り、積もっているところがあります。関東では、ところによって夕方にかけて雪が降る見込みで、交通への影響などに注意が必要です。
気象庁によりますと、上空の寒気と気圧の谷の影響で、11日明け方から関東南部などで断続的に雪が降り、積もっているところがあります。

午前11時の積雪は、
▽千葉市で3センチ、
▽茨城県つくば市で1センチとなっています。

また、本州の南にある低気圧と寒気の影響で、中国地方や近畿の平野部でも雪が降り、岡山市では午前9時に3センチの積雪を観測しました。

近畿にかかる雨雲や雪雲は東に移動し、昼すぎにかけて東海地方で雨や雪が降る見込みです。

一方、関東の雪は弱まりつつありますが、北部の沿岸ではところによって夕方にかけて雪が降るほか、甲信地方では、日本海にある別の低気圧が近づいて、まとまった雪が降るおそれがあります。

▽甲信地方では12日正午までの24時間に20センチ、
▽関東北部の平野部では、11日夕方までに3センチの雪が降ると予想されています。

気象庁は、積雪や路面の凍結による交通への影響、歩行中の転倒のほか、電線や樹木への着雪に注意するよう呼びかけています。

転倒やスリップで3人けが 千葉

千葉県内では雪の影響とみられる転倒や交通事故でけが人が出ています。

NHKが午前10時半現在で警察や千葉県に取材したところ、県内では旭市や多古町、それに千葉市でそれぞれ1人ずつ、合わせて3人がけがをしたということです。

このうち旭市の市道では、午前6時半ごろ、小型バイクで新聞配達をしていた60代の女性が雪にタイヤをとられて転倒し、右腕の骨を折ったということです。

多古町の国道では午前6時すぎ、50代の男性が乗用車を運転中にスリップし、車外に出て状況を確認していたところに別の乗用車が接触し、男性はけがをしましたが、命に別状はないということです。

また千葉市若葉区の県道では、午前6時半ごろ、軽乗用車が凍結した路面でスリップしてセンターラインをはみ出し、対向して走ってきた乗用車に衝突しました。
この事故で、乗用車を運転していた40代の男性が軽いけがをしたということです。

成田空港 ジェットスター16便が欠航

成田空港では、午前4時ごろから雪が降り、空港会社が滑走路に凍結防止剤をまくなどの対応を取ったほか、航空各社は特殊な車両を使って出発前の機体に積もった雪を落とす作業を行いました。

こうした作業に時間がかかった影響で、成田を発着するジェットスターの国内線16便が欠航を決めたということです。

成田航空地方気象台によりますと、雪は弱まり、このあと、天候は回復する見込みですが、航空各社ではホームページなどで最新の運航情報を確認してほしいとしています。

千葉県内のJRや私鉄はおおむね平常どおり

午前11時現在、千葉県内のJRや私鉄はおおむね平常どおりに運転しています。

また高速道路に通行止めはありませんが、広い範囲で速度規制が行われているほか、一部の区間で冬用のタイヤやチェーンの装着が必要となっています。