LGBTの歴史語る演劇公演 理解促進訴え ニューヨーク

LGBTの歴史語る演劇公演 理解促進訴え ニューヨーク
アメリカ・ニューヨークでは、かつてLGBT=性的マイノリティーの人たちがバーで警察と衝突し、それが差別解消を求める運動へとつながりました。その衝突から来年で50年になるのを記念して、当時を再現した演劇の初公演があり、性的マイノリティーに対する理解の促進を訴えました。
このバーは、ニューヨークのマンハッタンにある「ストーンウォール・イン」で、LGBTの人たちが多く集まることで知られます。

1969年、ここでLGBTの人たちが警察と衝突したのをきっかけに、差別を解消するよう求める運動がアメリカ各地へと広がり、おととし、バーの一帯は、性的マイノリティーの権利向上の歴史を語るものとして、アメリカの史跡に指定されています。

8日、このバーで、そうした歴史を伝えようという、地元の劇団による劇の初公演がありました。

劇では、警察が同性愛の人をみつける狙いで体を触るといった過剰な取締りをしたのに対し、人々がいすを持ち上げて抵抗したり、横断幕を掲げて抗議したりして立ち向かった様子が描かれました。

公演が終わると、バーに集まった観客たちは、立ち上がって拍手を送っていました。

公演は今月27日までで、監督のニコラス・ジェームズ・ブラウンさんは、「この演劇を通じて、差別を受けたり目撃したりしたときに、団結して行動することで、現状を変える大切さを伝えたい」と話しています。