ICPOの中国人総裁が中国に向かい行方不明 当局に連行か

ICPOの中国人総裁が中国に向かい行方不明 当局に連行か
フランスに本部があるICPO=国際刑事警察機構の中国人の総裁が、先月下旬、中国に向かったあと連絡が取れなくなり、フランスの警察が行方を捜査しています。
フランスの内務省は5日、中部リヨンに本部があるICPOの孟宏偉総裁の行方が分からなくなったとして、地元の警察が捜査を始めたことを明らかにしました。

フランスの地元メディアは孟総裁が先月25日に中国に向かったあと連絡が途絶え、総裁の妻がフランスの警察に捜索を要請したと伝えています。

フランス内務省によりますとICPOの北京支部が中国の当局に行方を問い合わせたものの、回答は得られていないということです。

これに関連して香港の新聞「サウスチャイナ・モーニングポスト」は情報筋の話として、孟総裁が中国に一時帰国した際、当局に連行されて取り調べを受けていると伝えています。

ICPOは国際的な犯罪の摘発などで世界各国の警察の協力を進めるため設置された機関で、孟総裁はおととし11月、中国の警察当局である公安省の次官から中国人として初めてICPOの総裁に就任しました。