青森の使用済み核燃料再処理工場 規制基準適合の審査書作成へ

青森の使用済み核燃料再処理工場 規制基準適合の審査書作成へ
青森県にある使用済み核燃料の再処理工場について、原子力規制委員会は審査が続いていた火山に関する想定について、おおむね妥当と判断しました。今後、提出される書類に不備がなければ、新たな規制基準に適合していることを示す審査書の案の作成が本格化する見通しです。
青森県六ヶ所村にある使用済み核燃料の再処理工場は、本格運転の前提となる審査が終盤となった去年、長年にわたって必要な点検を怠っていたことが明らかになり審査は中断されていましたが、安全対策の見直しにめどが立ったとして、ことし5月から審査が再開しています。

こうした中、規制委員会の会合が14日開かれ、論点として残されていた、再処理工場の周辺にある火山が噴火した場合の想定が審議されました。

この中で、日本原燃の担当者は、観測されたデータから巨大噴火を起こす可能性は低く、火砕流は施設まで到達しないことなどを説明し、規制委員会はおおむね妥当と判断しました。

これで審査はほぼ終了し、日本原燃がこれまでの議論を踏まえて修正する書類に不備がなければ、新たな規制基準に適合していることを示す審査書の案の作成が本格化する見通しです。

再処理工場の完成時期は3年後の2021年上期に予定されています。