郵便局贈収賄事件 値引きは他の郵便局も 総額300億円か

郵便局贈収賄事件 値引きは他の郵便局も 総額300億円か
茨城県の郵便局の元課長らがダイレクトメールの発送代金を不正に安くした見返りに業者から接待を受けたとされる贈収賄事件で、贈賄側の発送業者は都内や神奈川県の郵便局も含めると5年間でおよそ300億円の値引きを受けていたことが捜査関係者への取材でわかりました。警察は郵便局との癒着の関係について調べを進めています。
茨城県内の郵便局の元課長2人が加重収賄の疑いで逮捕された事件では、贈賄側の東京・銀座のダイレクトメール発送代行会社「ティーティーオー」が接待を繰り返す代わりに、発送代金を合わせて16億円余り不正に安くしてもらった疑いが持たれています。

警察のその後の調べで「ティーティーオー」の元取締役で贈賄の疑いで逮捕された塚原孝則容疑者(42)らが茨城のほかに都内や神奈川県内の複数の郵便局からも代金を安くしてもらい、値引きの総額は去年までの5年間でおよそ300億円に上ることが捜査関係者への取材でわかりました。

元取締役らは知人を介すなどして各地の郵便局に人脈を広げていたということで、警察は郵便局との癒着の関係について調べを進めています。