マッコウクジラ 体を縦にして眠る姿を撮影

マッコウクジラ 体を縦にして眠る姿を撮影
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長崎県五島列島の近海で、マッコウクジラが海面近くで体を縦にして眠る姿をNHKのカメラマンが撮影しました。マッコウクジラは生態についてほとんどわかっておらず、専門家は、眠る姿の映像は非常に珍しいと話しています。
マッコウクジラは、大きいものは体長18メートル、体重は45トンになります。水深600メートル以上まで潜り、深海のイカなどを食べています。

今回、撮影されたのは、海面近くで眠っているオスのマッコウクジラ1頭で、今月7日、五島列島の近海でNHKのカメラマンが撮影しました。

大きさから、10歳から20歳くらいの若いオスと見られ、数分ほどで潜っていきました。

マッコウクジラの睡眠時間は、平均して1日に2時間ほどとされていて、頭を上にしたユニークな姿勢で眠ります。マッコウクジラの生態を研究している長崎大学の天野雅男教授は、「オスのマッコウクジラが寝ている映像は見たことがなく、非常に珍しい」と話しています。

天野教授によりますと、クジラは寝ていると船に気づくのが遅れて衝突することがあるということで、「今回の映像は船との衝突をどう防ぐかを考えるうえでも貴重な資料になるのではないか」と話していました。