“北朝鮮の子どもは栄養不足” WFPが支援呼びかけ

“北朝鮮の子どもは栄養不足” WFPが支援呼びかけ
北朝鮮を訪問した国連のWFP=世界食糧計画のトップは、北朝鮮では十分な食糧が生産されておらず子どもたちの栄養が不足しているとして、国際社会に支援を呼びかけました。
今月8日から11日まで北朝鮮を訪問したWFPトップのビーズリー事務局長は、15日午後、ソウルで記者会見を開きました。

この中で、ビーズリー事務局長は、北朝鮮では600万トン~700万トンの食糧が必要なものの、洪水や干ばつなどの影響で500万トンしか生産されていないとしたうえで、「90年代のような飢餓は見られなかったが、子どもたちの栄養は不足している」と指摘しました。

そして、近年、北朝鮮に対する支援金が大幅に縮小しているとして、「子どもたちが政治的決定の犠牲になってはならない」と述べ、国際社会に支援を呼びかけました。

また、ビーズリー事務局長は、北朝鮮に滞在中、最高人民会議のキム・ヨンナム常任委員長らと会談していて、「北朝鮮の政府と住民たちからは期待以上の開放的な態度と率直な対話の意思が見えた」と評価しました。