沖縄で流行のはしか 愛知にも“飛び火”か

沖縄で流行のはしか 愛知にも“飛び火”か
沖縄県ではしかの感染が広がり、国は12日、国内のほかの地域にも注意を呼びかけていましたが、愛知県の医療機関でも、沖縄県を旅行した10代の男性がはしかと診断され、感染の広がりが懸念されています。
はしかは発熱や全身に発疹が出るウイルス性の感染症で、空気感染するため感染力が強く、乳幼児は重症になる場合があるほか、妊婦が感染すると流産や早産のおそれもあるとされています。

沖縄県では先月、台湾からの旅行者がはしかと診断されたあと、この旅行者と接触した人など40人余りに感染が広がり、国は12日、全国の医療機関に注意を呼びかけていました。

こうした中、国立感染症研究所などによりますと、今月上旬まで1週間程度、沖縄県を旅行していた10代の男性が、愛知県の医療機関ではしかと診断されていたことがわかりました。

この男性は沖縄県を旅行したあと、埼玉県内の学校に4日間登校し、今月7日に実家がある名古屋に新幹線で移動したということです。

国立感染症研究所は沖縄県で流行しているはしかが国内のほかの地域に拡大するおそれが高まっているとして、全国の医療機関に注意を呼びかけるとともに、関係する自治体は感染が広がっていないか確認しています。

国立感染症研究所は「はしかと思われる症状が出た場合には、ほかの患者にうつさないためにすぐに病院には行かず、一度、電話で相談してから受診するようにしてほしい」と話しています。