メッセージから蔡英文総統の文言削除「適当と判断」 官房長官

メッセージから蔡英文総統の文言削除「適当と判断」 官房長官
菅官房長官は、外務省のホームページに掲載された、台湾の地震を受けて安倍総理大臣が送ったお見舞いメッセージから「蔡英文総統」の文言を削除したことについて、「より広く台湾の方々へのメッセージとして適当だと判断した」などと理由を説明しました。
外務省のホームページには、台湾東部で発生した地震を受けて安倍総理大臣が蔡英文総統宛てに送ったお見舞いのメッセージが掲載されていますが、当初、メッセージに含まれていた「蔡英文総統」の文言が削除されています。

菅官房長官は13日午後の記者会見で、「蔡英文総統」の文言を削除した理由について、「より広く台湾の方々へのメッセージとして掲載することが適当だと判断して変更した」と述べました。そのうえで、記者団が、中国外交部が先に「総統」という文言が使われていることを受けて日本政府に抗議したこととの関係を質問したのに対し、「抗議を受けて修正したという事実はない」と述べました。

また、菅官房長官は、安倍総理大臣が2年前にも当時の馬英九総統にメッセージを送ったケースがあるとしたうえで、「日本は日中共同声明のとおり、『一つの中国、一つの台湾』という立場をとっておらず、日中共同声明との関係で問題になることはない」と述べました。