“侮辱発言”のトランプ大統領 健康は良好 適性には疑問の声

“侮辱発言”のトランプ大統領 健康は良好 適性には疑問の声
アメリカのトランプ大統領は就任後、初めて健康診断を受け、医師は「非常に健康だ」と強調しましたが、アフリカの国々などを侮辱する発言をしたと報じられるなど、大統領としての適性を疑問視する声が高まっています。
トランプ大統領は12日、ワシントン近郊の病院で去年1月の就任後、初めての健康診断を受け、医師は声明で「トランプ大統領は非常に健康だ」と強調しました。

トランプ大統領は71歳と歴代の大統領に比べ高齢ですが、健康診断の前日、記者団に「結果は良好だろう」と自信を見せ、来週、医師が記者会見を開き、詳しい結果を明らかにする予定です。

一方で、トランプ大統領は与野党の議員と移民政策について協議した際、アフリカの国々などを侮辱する発言をしたと報じられ、国内外から人種差別主義者だなどと批判が相次いでいます。

トランプ大統領をめぐっては、今月5日に発売された政権の内幕を描いたとされる本で、大統領としての適性が政権内でも疑問視されていると指摘され、今回の報道でその適性を疑問視する声が一層高まっています。

アフリカ諸国から謝罪求める声

トランプ大統領がアフリカの国々などを侮辱する発言をしたと報じられていることについて、国連ではアフリカの加盟国から発言を撤回し、謝罪を求めるべきだという声が上がっています。

ニューヨークの国連本部では12日、アフリカの国連加盟国54か国による緊急の会合が開かれ、国連外交筋によりますと、各国からトランプ大統領を非難する声が相次いだということです。

また、アフリカ諸国として、トランプ大統領に発言の撤回と謝罪を求めるべきだという意見が出たと言うことです。

国連のデュジャリック報道官は記者団に対し、トランプ大統領の発言が事実かどうか確認できていないとしながらも「グテーレス事務総長は、よりよい生活を求める移民の尊厳と人権、平等はいかなる国でも尊重されるべきだと繰り返し示している」と述べて、差別的な発言に反対する立場を強調しました。